万里紗

MARISSA

万里紗
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出身地
神奈川県
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https://marissa.medy.jp/

スケジュール

テレビ

NHK WORLD-JAPAN「no art, no life plus」(英語ナレーション

映画

2024年4月13日(土)~26日(金)新宿K’s cinemaにて公開
「日日芸術」監督・脚本 伊勢朋矢 公式HP

舞台

11月17日~12月3日 下北沢「劇」小劇場
「屠殺人ブッチャー」公式HP

2024年2 月16 日 金))~25 日 日 新国立劇場 小劇場
音楽劇「不思議な国のエロス」
~アリストパネス「女の平和」より~
作・寺山修司×演出・稲葉賀恵×音楽・古川麦

2024年6月22日~7月15日 新国立劇場小劇場
「デカローグ エピソード7-10」(プログラムD・E交互上演)公式HP

日本人の母、アメリカ人の父を持つ。と言っても、父親が遺伝子検査をしたところ、祖先はドイツ人で、その他にもノルウェー、イギリス、スペイン、フランスにもルーツがあるそう。家庭内の言語は日本語だったが、ある時思い立って英会話教室に通いだし、10年かけて英語を習得。全国暗唱弁論大会で優勝。近年では、日米合作映画 ”She’s Just A Shadow”(2019年公開)にて全編英語の演技に挑戦、2019年からはNHK WORLD『no art, no life plus』の英語ナレーションを務める。更に、同時期から戯曲翻訳にも取り組み始めた。
代表的な翻訳作に米国トニー賞ノミネート作品『A Walk in the Woods』(リー・ブレッシング作)、北マケドニア演劇『Big Deal』(ミア・エフレモヴァ作)、北アイルランドと日本にルーツを持つイギリスの劇作家フランシス・ターンリィ作の『原宿ガールズ』など。
芝居を始めたきっかけは、10歳の頃友人が出演する舞台を見たこと。初舞台はミュージカル「赤毛のアン」だった。以来、小学生時代と中学生時代はミュージカルや映像作品のほかジュニアアイドルとしてバラエティ番組などにも出演。高校時代は学業のため一旦活動を休止するも、大学入学時に再開。背中を押したのは、いつも舞台を観に来てとびきりの笑顔を見せてくれる、ダウン症の弟の存在だった。
『レ・ミゼラブル』への出演など、芸能活動の傍ら、日本女子大学人間社会学部に在籍し、芸術批評や文化史、ジェンダー論を学ぶ。学科トップの成績で卒業し、卒業論文は紀要掲載にも選ばれた。
大学卒業後の最初の出演作品『レミング~世界の涯まで連れてって』で、故・松本雄吉と電撃的な出会いを果たし、実験的な作品や“アングラ”作品にも強く惹かれるようになっていく。中でも特に前衛的なのは、ピンク映画四天王の一人、佐藤寿保監督による映画『眼球の夢』(日米合作)で主演を務め、同作は第64回ロッテルダム国際映画祭、全州国際映画祭(韓国)、ローザンヌアンダーグラウンドフィルム&ミュージックフェスティバル(スイス)などの公式招待を受けた。
また一方で、八千草薫の孫娘役を演じた『これはあなたのもの1943ウクライナ』(地人会新社主催・鵜山仁演出)や、第二次世界大戦中のオーストリアにおけるホロコーストを描いた『レオポルトシュタット』(新国立劇場・小川絵梨子演出)のヘルミーネ役などでは底抜けに明るい少女を演じ、好評を博す。
しかし対照的に、代表作である『屠殺人ブッチャー』では、東欧の紛争における筆舌に尽くしがたい性暴力の被害を受けた復讐鬼エレーナを演じ、各評論で高い評価を受ける。ミュージカル『魍魎の匣』では物語のキーパーソン柚木陽子役で蠱惑的な凄惨美を見せ、強烈なインパクトを残した。
音楽性としてはダブルヒロインの一人・ミリアムを演じた『Fly By Night』を始めとするミュージカル的歌唱を出発点としつつも、朝比奈尚行演出の『ヒロロポンテ』では奇想天外な前衛音楽でリードボーカルを担い、映画『眼球の夢』公開イベントでは「頭脳警察」のPANTAとデュエットを披露し、串田和美演出の『K・テンペスト』では各地域の民族音楽や倍音唱法にも挑んだ。
演劇作品の企画や演出も積極的に取り組んでおり、上演台本を執筆した作品は、『星の王子さま-pilgrim daughters』、演出作は『詩劇響きと怒り』『ミュージカル 人間ども集まれ!』『マリサ・サロメ』『少年と影の国』など活躍の場を広げている。

芸歴

映画

’12年 「BRAVE HEARTS 海猿」 監督:羽住英一郎
’14年 「最後の命」 監督:松本准平
’16年 「リップヴァンウィンクルの花嫁」 監督:岩井俊二
’16年 「眼球の夢」主演 監督:佐藤寿保(第46回ロッテルダム国際映画祭 正式招待作品)

舞台

’11年 「レ・ミゼラブル」/帝国劇場
’13年 「レミング」演出:松本雄吉/PARCO劇場
’13年 「メリリー・ウィー・ロール・アロング~それでも僕らは前へ進む~」銀河劇場
’14年 「ブエノスアイレス午前零時」脚本:蓬莱竜太 演出:行定勲/新国立劇場
’15年 朝比奈尚行演出「ヒロロポンテ」(Star Pine’s Cafe) リードボーカル
’16年 「残花~1945 さくら隊 園井恵子」演出:詩森ろば/座・高円寺
’16年 「るつぼ」演出:ジョナサン・マンビィ/シアターコクーン
’17年 「K.テンペスト2017」潤色・演出・美術:串田和美/まつもと市民芸術館ほか
’17年   地人会新社「これはあなたのもの」
’17年 「ペール・ギュント」演出:ヤン ジョンウン/世田谷パブリックシアターほか
’18年  ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ「冬の旅」
’18年  日本の演劇人を育てるプロジェクト「日本の劇」戯曲賞2017 リーディング公演VOL.1「空谷の湧水」
’18年  雨宿り公演「星の王子さま」/シックスペース
’18年 「ピアフ」演出:栗山民也/シアタークリエ
’19年 「マン イスト マン(男は男だ)」演出:串田和美/まつもと市民芸術館ほか
’19年 「K.テンペスト2019」演出:串田和美/まつもと市民芸術館ほか
’19年 ファミリー向け 物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法のヴァイオリン」演出:粟國淳/日生劇場他
’19年  カムカムミニキーナvol.68「両面睨み節~相四つで水入り」演出:松村武/座・高円寺

’20年 「Fly By Night~君がいた」演出:板垣恭一/シアタートラムほか
’20年  「Op.110ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙」演出:栗山民也/よみうり大手町ホールほか
’21年  ミュージカル「魍魎の匣」演出:板垣恭一/オルタナティブシアター
’21年  PLAY/GROUND Creation #2 「Navy Pier 埠頭にて」演出:池内美奈子/横浜赤レンガ倉庫1号館ホール
’22年 「I call My Brothers」演出:小川絵梨子/上野ストアハウス
’22年 理性的な変人たちvol.2「オロイカソング」演出:生田みゆき/アトリエ第Q藝術
’22年 新国立劇場小劇場「アンチポデス」演出:小川絵梨子/新国立劇場
’22年 日生劇場ファミリーフェスティヴァル2022 物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法の音楽会」
’22年 「レオポルトシュタット」演出:小川絵梨子/新国立劇場
’23年 イッツフォーリーズ新人公演「人間ども集まれ!」演出/浅草九劇
’23年    理性的な変人たちvol.3「海戦2023」演出:生田みゆき/アルネ543

テレビ・配信

’13年 「京都地検の女」第4話(EX)
’13年 「相棒 season12」第4話(EX)
’14年 「ラスト・ドクター」第7話(TX)
’15年 「36時間まるごと 死ぬまでに観たい映画1001本ナビ番組」(イマジカBS)
’16年 「すごいぞ!イーストウッド伝説」(イマジカBS)
’17年 「警視庁捜査一課9係」第5回(EX)
’17年 「ヘヤチョウ」(EX)
’18年 「世界の国境を歩いてみたら・・・」国境レポーター(BS11)
’21年 「コールドケース3~真実の扉~」第5話(WOWOW)
’23年 「富田望生の日日是芸術」(NHK BS4K・BSプレミアム)

CM・ラジオetc

【モデル】
’14年~’15年 La Maison de Lyllis
’15年 「自分でつくる とっておきの ビジューミサンガ&ブレスレット」
’15年 「コットンパール・エアパールで作る大人アクセサリーの世界」